成長がとても早く、2年ほどたつと親株のまわりに子株が増え、鉢の中に根が詰まってしまいます。葉先から枯れてきたり根腐れを起こして生育が悪くなり花が咲かなくなります。株が鉢に比べて大きくなり、鉢底より根が出ている様であれば、植え替えや株分けをします。植え替えの適期は5月〜9月ですが、花が付いている時期の植え替えは控えた方がよいです。 植え込み用土は特には選びませんが、通気性がよく腐植の多い土壌を好みますので、赤玉土と腐葉土を主体とし、川砂を少量交ぜた、排水の良い土で、一回り大きな鉢に植えかえます。大きくせず、数も増やしたくない場合は、根鉢の下3分の1を切り落とし、根を傷めないように土を落として同じ大きさの鉢に植えます。 植え替え後は明るい日陰に置き、通常の管理法で栽培します。ただし、施肥は2週間経ってから液肥(リン酸分の多いもの)を与えます。
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