● 分類:ツツジ科ツツジ属の耐寒性半常緑低木 ● 学名:Rhododendron ●来歴:シャクナゲ カロリニアナム×ツツジ 桜玄海
シャクナゲ・カロリニアナムとツツジ・桜玄海の交配種で、日本にて生まれた有鱗片シャクナゲです。
シャクナゲは無鱗片ですが、ミニシャクナゲは一見ツツジに見えますがシャクナゲに分類され、葉の裏の細毛が鱗状に見えるので有鱗片シャクナゲと呼ばれています。ミニシャクナゲ・吉野と異母姉妹関係にありますが、吉野よりうすいピンクで、花期も一週間ほど遅いです。しかし、「春一番」に咲くということでこの名前があります。
つぼみは濃いピンクで、咲き始めると淡いピンクでかわいいです。小輪房咲きで、花つきはよいです。開花期は3〜4月で、樹高は2〜3mです。和風の庭だけでなく、洋風の庭にもよく合います。
日当たり、水はけのよい場所
10〜3月の間に、植え付ける土に腐葉土を交ぜ、やや盛り気味に植え付けます。根元には乾燥を防ぐために、ピートモスなどでマルチングをします。
自然樹形のままできれいですが、剪定するときは、花芽分化が7〜8月なので、これ以降は切らないようにしてください。
寒肥として1〜3月の間に有機肥料を施し、開花後、夏、秋に追肥として緩効性の化成肥料をやってください。