【種類と特徴】
キンケイギクCoreopsis basalis(C.
drummondii):一年草。舌状花の周辺が黄色、基部が黄褐色の蛇の目で、筒状花は黄色。花径は3〜4cm。蕾の中央が少しとがって見えます。葉は対生で、羽状分裂します。
ハルシャギク Coreopsis tinctoria:一年草(半耐寒性)。北アメリカ原産。鮮黄色の花弁の基部に褐色の大きな蛇の目が入るのが特徴です。矮性で、蛇の目のない改良品種もあります。
オオキンケイギク Coreopsis lanceolata::耐寒性多年草で、キンケイギクより大型。アメリカ東部原産。花径は5cmほどで、花びらに切れ込みがあります。蕾の形が少し平らになっています。注※繁殖力旺盛で特定外来生物に指定され、法律で移動、栽培、譲渡、販売など禁止されています。
コレオプシス・グランディフロラ Coreopsis grandiflora :多年草。アメリカ南部原産。濃黄色の花が多数咲きます。八重咲き種もあります。本種はキンケイギクの名で流通していますが、和名のキンケイギクは別種C. basalis。
コレオプシス・ロゼア Coreopsis rosea:多年草。北アメリカ東部原産 舌状花が淡桃〜桃色で、コスモスを小型にしたような感じ。葉は線形で、基部の葉は分裂して細く線状。高さ30〜60cm
イトバハルシャギク Coreopsis verticillata:半耐寒性多年草。北アメリカ原産。花は濃黄〜淡黄色で、舌状花は8枚。頭花は径5cmほど。葉は線形あるいは糸状に分裂して大変細く、輪生。高さ90cmくらいになりますが、矮性品種もあります。本種はしばしば宿根コスモスの名で販売されています。
初夏から晩秋まで長い間花が咲きます。暑さ、寒さに強く丈夫で育てやすいです。複数株まとめて植えると見栄えがします。 |