クレマチスは丈夫ですが、幼苗は弱いので、1、2年生苗は一年間鉢で育てて、丈夫にしてから、庭やコンテナに植えかえます。
・ 鉢植え;鉢に植える場合に、クレマチスは根が傷みやすいので、土と根をなじませるために、竹箸などで用土を突き入れたりしません。植え付け終了後、2〜3回鉢をトントンと地面に打ち付けて、根と土をなじませます。2年に1回は、一回り大きな鉢に根を傷めないように気を付けて植え替えしましょう。
・庭植え;2年以上の株を真夏以外ならいつでもいいですが、できるだけ休眠期(冬〜早春)に植え付けます。半日以上日が当たるところに、花を眺める方向に空間ができるように配慮して植えます。株元に直接日が当たると地温が上昇し、夏の間に根が弱ってしまいますので、株元を覆う一年草などを植えると、土の乾燥も防ぎ、泥はね防止にも役立ちます。移植するとダメージが大きいので、よく考えて植えましょう。地中に1節以上入るように深植えします。立ち枯れ病が発生しても、また地中から再生しますし、複数の芽が地中から出ますので、枝数が増え、早く株立ちになります。
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