●日当たり:庭植えは日なたまたは半日陰で植えます。鉢植えの置き場所は雨を避けた明るい日陰がよく、室内なら、レース越しの日光が当たる窓辺がよいです、
●水やり:水はけのよい土に植えますが、水を好みますので乾燥するときは庭植えでも水やりを、また、マルチングをして水分を保ちます。鉢植えは鉢の表面が乾き始めてしおれる直前が、水やりのタイミングで、水切れしないようにします。
●植え替え:鉢植えは開花直後か秋の初め、または休眠明けの春先に最低1回は植え替えます。
●肥料:真夏を除く生育期間中切らさないようにします。液体肥料なら規定倍率で1週間に1回、置き肥なら1ヶ月に1回。また、秋の初めの施肥が花芽をつけるために大切ですので忘れないようにしてください。
●花色:土が酸性(ピートモスを混ぜる)なら青、アルカリ性(石灰を混ぜる)なら赤になります。
●花芽と剪定:旧枝咲きのアジサイは今年咲いた花のちょうど下の部分の芽が花芽になるので、あまり切りすぎると次の年の花が咲かなくなることがありますので注意しましょう。花芽は葉芽に比べてふっくらとして丸いので判断しやすいと思います。
●病虫害:斑点病、炭素病、うどん粉病、ハダニ、アブラムシなどが出ます。ハダニには葉の裏に水をかけるだけでも数を減らせます。
●増やし方:挿し木。花が終わった枝を選び、2節程度に切り取ります。下の節の葉を取り、上の節の葉は1/2にきり、用土を十分に湿らせてから、棒で穴を開けながらさし穂をやや葉が触れ合う程度の間隔でさし、湿度を保つためにビニール袋でおおい明るい日陰で管理します。6月なら1ヶ月程度で発根します。
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