○酸性の土を好む
酸性土壌で生育がよくなる性質があります。そのため、庭植えにするときには、植え穴をなるべく大きく掘って、土壌が酸性になるように土壌改良を行うことが必要です。(中性・アルカリ性では生育不良となり最悪の場合いは枯れます。)
また、鉢植えでは、使う用土が酸性になるように鹿沼土とピートモスを等量混ぜ、土壌を酸性にしてから植えつけます。ただし、ピートモス(寒い地方の苔が堆積した物で酸性の有機物です。ただし市販のピートモスの中には酸性度(pH)を調整して中性にした物がありますが、これは使えません。)は、酸度未調整の物を使用してください。また、混ぜる時に、ピートモスに水を充分に含ませてください。
○高植えにし、根元にマルチング
ツツジ科特有の細根性なので、排水の良い場所が適します。庭に植える場合は日当たりの良い場所を選び、土を高く盛り上げて、その上に苗を置くように植えるとよいです。しかし、高植えすると乾燥しすぎることもあるので、完熟堆肥、腐葉土、ピートモスなどを根元に厚めに敷きます。
○受粉樹を一緒に植える
ブルーベリーの仲間は自家受粉しにくいので、1本では花は咲いても実つきが悪いです。植えつけるときには、同じ系統のものの中から2品種以上を選んで、並べて植えてください。実つきも良くなり、果実も大きくなります。
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