●分類:マメ科アカシア属 半耐寒性常緑高木
●学名:Acacia spp.
英語名、仏語名:mimosa
●原産地:オーストラリア
●開花期:2〜4月
本来ミモザとはマメ科オジギソウ属の植物の総称(学名がMimosa)ですが、イギリスで、南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだ事から、今日の日本ではフサアカシア (Acacia dealbata)、ギンヨウアカシア (Acacia baileyana)などのマメ科アカシア属の花の俗称として使われるのが主流となっています。アカシア属の葉は、オジギソウ属の葉によく似ていますが、触れても動きません。しかし、花はオジギソウ属の花と類似したポンポン状の形態であることから誤用されたようです。
鮮やかな黄色で、ふわふわしたこれらのアカシアの花には芳香があります。春を告げる花です。従来の品種は直根性で、高木になるので、あまり鉢植えには向きませんでしたが、極矮性のテレサやモニカなどの品種もあり、背が低く、葉っぱや花も小さいので鉢植えでも楽しめます。
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